【弥生賞】“東の大将格”オブセッション、初の惨敗7着…

[ 2018年3月5日 05:30 ]

<弥生賞>3番人気のオブセッションは7着に敗れた
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 明暗がくっきり分かれた3頭の無敗ディープインパクト産駒。西の2頭が上位を独占する後方で、東の大将格オブセッションは7着惨敗。4角から直線に向く際、外に大きく膨らんでポジションを下げた。ルメールが立て直して必死に前を追ったが、既に勝負は決していた。上位争いに加わることなく馬群に沈んだ。

 「(4角の)ポケットを気にして外に跳んでしまった。まだ馬が若い」。言葉少なに振り返ったルメールは大きなため息をついた。藤沢和師は「返し馬を終えていったんポケットに入ったことで、馬が覚えていて意識がそちらへいってしまったようだ。今日は競馬になっていない。申し訳ない」と頭を下げた。今後についても「次走も含め未定。一からしっかりやり直したい」と語るにとどめたが、賞金面から皐月賞出走は微妙な情勢。厩舎として連覇の懸かるダービーに向け、どう立て直すのか。名門厩舎の手腕に注目だ。

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2018年3月5日のニュース