須貝厩舎の小倉有終Vへ 超良血リナーテに期待

[ 2018年3月2日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・小倉=1日】日本列島を襲う春の嵐。北九州空港で最大瞬間風速26・7メートルを観測するなど、小倉競馬場周辺も台風並みの暴風となった。そんな中、悠々と引き運動をしていたのが須貝厩舎の今浪厩務員。開幕週から小倉滞在を続け、厩舎の屋台骨を支える腕利きだ。あいさつを済ませた細原は早速、取材を開始した。

 厩舎は今開催の小倉で、延べ16頭が出走して【3・6・2・5】連対率56・3%でトップ。先日の小倉大賞典を制したトリオンフなど、ローカル舞台で勝負強さを発揮している。「最後にこの馬が勝ってくれれば」と言って視線を送るのが、落ち着き払った雰囲気で歩いていたリナーテ(土曜小倉9R)。

 半兄サトノダイヤモンドという厩舎期待の超良血。前走の小倉も上がり3F33秒5とメンバー最速の末脚で鼻差2着。同厩務員は「ここでの能力は抜けている。カイバも食べているから」と滞在効果も見込む。厩舎の勢いに乗って素質馬が2勝目を決めるか。

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2018年3月2日のニュース