競馬界にもカー娘旋風!LS北見支援の國分氏「ソダネー」命名

[ 2018年3月2日 05:30 ]

2歳牝馬「ソダネー」
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 平昌五輪で銅メダルを獲得して日本中を沸かせたカー娘の“あの名言”が馬名に!!JRA馬主の國分純氏(58)が、自身の所有する2歳牝馬に「ソダネー」と命名。所属は美浦の小野次郎厩舎に決定し、早ければ今夏にもデビューする。

 早くも今年の流行語大賞の最有力候補ともいわれる「そだねー」。平昌五輪女子カーリングで、歴史を変えた日本チーム(LS北見)。ショット前の作戦会議で、メンバー間で頻繁に飛び交った明るく相づちを打つ声が「そだねー」で、北海道独特のイントネーションが観戦者の耳を奪った。

 その“名言”がサラブレッドの馬名に採用されることになった。名付け親は、13年クイーンCなど重賞を3勝したウキヨノカゼを所有していたJRA馬主の國分氏。同氏が所有する母カアチャンコワイ、父はシニスターミニスターという血統の2歳牝馬に申請していた「ソダネー」という馬名が、これ以上ないタイミングで認可された。

 國分氏は、「LS北見」の支援団体で、同チームのリード・吉田夕梨花が所属している医療法人社団「美久会」の理事長。チームの躍進を陰で支えてきた功労者とあって、同馬を生産したスマイルファームの中村広樹氏も「國分オーナーがつけなければいけない馬名だと思います」と語る。

 ソダネー号は現在、育成施設でデビューに向けて調教中。中村氏は「オーナーのチョイスで配合したのですが、シニスターミニスターはいま人気なんです。先見の明ですね。父の特長を受け継いでいる感じの馬体です」と期待を込める。

 所属は美浦の小野次郎厩舎に決定。國分氏は「とにかく1勝してほしい。常にそれが目標。頼むから1勝して!」と、愛馬にユーモラスなエールを送る。早ければ今夏にも、競馬場で平昌五輪の感動がよみがえる。

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