田中博師、厩舎一体でチャレンジ「自分も同じ輪に入りたい」

[ 2018年3月2日 05:30 ]

7調教師 厩舎開業

開業後初レースに出走予定のトリニティハートの顔をなでる田中博師
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 騎手から転身した田中博康師は現役最年少の32歳。「スタッフはみんなでコミュニケーションを取れる人たちばかり。トップに立つというより自分も同じ輪に入ってやっていきたい」と厩舎一体でのチャレンジと捉えている。

 厩舎の場所は09年エリザベス女王杯を制したクィーンスプマンテの小島厩舎が昨年まであった所で、同馬の子供(牡2、父オルフェーヴル)も入厩予定。「愛着のある場所だし、子供が入ってきたらスプマンテと同じ馬房に入れたい」と話した。

 ▼栗東・高柳大輔師 現実味が出てきた年明けから時間がたつのも早かった。慣れるまで時間をかけ少しずつ自分のスタイルの調教をしていきたい。まずは馬も人もケガがなければ。

 ▼栗東・安田翔伍師 安田隆行厩舎で1走使うことの難しさや、勝つことの難しさは経験しました。まずは今週、しっかりレースを使うことが目標です。

 ▼栗東・武英智師 自分一人の力でここまでくることはできませんでした。バタバタしていて開業に浸っている暇がないけど、競馬の時ぐらいに実感が湧くのかな。

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2018年3月2日のニュース