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【阪急杯】ファルクス、金の脚 「短距離王」の貫禄

ダートコースの単走で追い切るレッドファルクス
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 「第62回阪急杯」には史上3頭目のスプリンターズS連覇を果たしたレッドファルクスが登場。美浦ダートコースで活気あふれる動きを披露した。 阪急杯

 追い切りを終えたレッドファルクスの歩様を確認し引き揚げてきた尾関師。集まった報道陣に、こう問いかけた。「僕の目にはいい動きに映りました。皆さんはどうでしたか?」。南D(ダート)コースでの単走追い。芦毛の馬体を躍動させ迫力の脚さばきで直線を駆け抜けた。トレーナーが、あえて問いかけたのは自信の裏返しでもあった。

 美浦南馬場の最も外側に位置するDコース。幅員30メートルと美浦で最も広大な馬場を使っての最終追いには明確な理由があった。「次の大目標に向けて、このレース後も疲れを残さない形にしたかった。Dコースならカーブを回るのも楽で負担が少ない」。次の大目標とはもちろん高松宮記念。「前哨戦としては満足いく仕上げ。いい雰囲気で臨めます」。師は穏やかに、かつ力を込め言葉をつないだ。

 来週にはホームの中山でオーシャンSも行われるが、あえて阪急杯を選択した。「昨年は休み明けで直行して3着。今年は1回使って本番へという中で選択肢を考えた。この馬は輸送を苦にしない。ならば、本番まで中3週のここ」。師は、さらに付け加えた。「阪急杯組の相性がいいデータもあるから」。高松宮記念が3月開催となった00年以降、阪急杯からの臨戦馬が8勝、2着10回と他を圧倒。最良の選択と判断した。

 あくまで目標は本番。その上で師は「最優秀短距離馬のタイトルを背負って初めて出走するレース。100%の仕上げではなくても、看板に恥じない競馬を期待している」と締めくくった。短距離王の新たな一年が始まる。

[ 2018年2月22日 05:30 ]

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