“冬の祭典”で決めるダブルコーク1200

[ 2018年2月22日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=21日】雪国・青森出身の岡本はもちろん平昌五輪に熱視線。時差がない五輪は競馬関係者にも優しいから、トレセンでの注目度も高い。北海道出身の鹿戸師も「スキーもスノボも昔やっていたし、見られる範囲は見ているよ」と話す。

 同厩舎にはスノボの技の名前であるダブルコークが在籍。そろそろ復帰かなと聞くと、ちょうど日曜中山12R(ダート1200メートル)に出走予定だという。母ホリデイオンアイスはアイスショーの名前で、祖母はカーリング。ウインタースポーツ盛りだくさんの一族だ。師は「五輪に合わせたわけじゃないけど」と笑いながら「ここを目標に順調。スタートさえ出ればいい競馬をしてくれると思う」と手応えを口にする。近4走は1400メートルで惜敗が続いたが、500万V以来の1200メートル起用はプラスに出そう。五輪最終日の25日。中山で大技「ダブルコーク1200」がさく裂するか。

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2018年2月22日のニュース