【中山記念】マイネル軍団2頭、弾みをつけてレッツ豪G1!

[ 2018年2月21日 05:30 ]

オープン連勝の余勢を駆って挑むマイネルハニー
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 中山から豪州へGO!!今週から中央競馬の舞台は中山、阪神へ。開幕週の中山日曜メインは伝統の古馬重賞「第92回中山記念」。注目は今春開催される豪州G1に予備登録を済ませたマイネル軍団2頭。連勝して重賞に挑むマイネルハニーは昨春も豪州遠征プランがあったが、小倉大賞典での大敗を受けて断念。そのリベンジを果たすためにも、今年は強豪相手に結果を出したい。マイネルサージュも昨年に続く登録。こちらも選出に向けて、好走が求められる。

 今年こそ豪州へ。昨年も遠征プランがあったマイネルハニーは、今年も同じくロイヤルランドウィック競馬場で行われるG1「ドンカスターマイル(4月7日、芝1600メートル)と「クイーンエリザベスS(同14日、芝2000メートル)」に予備登録を行った。

 昨年はスポニチ賞京都金杯(5着)から挑んだ小倉大賞典で、まさかの最下位16着に大敗。遠征を断念した経緯がある。管理する栗田博師は「今年も遠征はどうなるか分からない。結果次第」と、あくまで控えめに話すが、オープン連勝の勢いを持って挑む一戦。「一線級相手になるが、府中であれだけの競馬ができたから」と、逃げ粘った前走・白富士Sの内容を高く評価した。

 自分のペースさえ守れば実にしぶとい。今回は強力な逃げ馬マルターズアポジーもいるが、「2番手でマイペースで運べば、逆にやりやすいかも」とトレーナーは期待を込める。重賞初制覇となった一昨年チャレンジCでも3番手追走から直線早め抜け出し。逃げへのこだわりはない。

 一方、マイネルサージュは「ザBMW(3月31日、ローズヒルガーデンズ競馬場、芝2400メートル)」と「クイーンエリザベスS」にダブル登録。鹿戸師は「選ばれればクイーンエリザベスSが本線」と遠征に前向き。中〜長距離路線を中心に使われてきたが、距離を縮めた前走・白富士Sで中団から伸びて3着。「ためればいい脚を使ってくれる」(鹿戸師)と収穫を口にした。「相手は強くなるが、体調は上がってきている。どこまで通用するか」と重賞初Vを見据える。

 豪州G1を制すれば、日本馬としては史上5頭目の快挙。異国の地で栄光をつかむためにも、ここは結果が欲しい。

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