【馬券顛末記】ゴールドドリーム出来が良すぎた?

[ 2018年2月18日 17:11 ]

<フェブラリーステークス>ノンコノユメ(12)が2着・ゴールドドリーム(14)、インカンテーション(6)にクビ差で競り勝ち1着
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 前日の17日はいろいろあった。羽生結弦が男子フィギュアスケート・シングルでオリンピック連続金メダル。藤井聡太五段(当時)が朝日杯将棋オープンの準決勝で羽生善治竜王を破り、さらに決勝でも広瀬章人八段に勝って棋戦優勝。そして六段に昇段。羽生が勝ってニュース、羽生が負けてニュース、と字面だけ見ると混乱するばかりだ。

 混乱のあまり、まさか藤井五段の方が武豊騎手より先に朝日杯を制すとは…という、競馬脳らしい感想ぐらいしか思い浮かばなった。ともあれ、ケントクで馬券を買うわけではないが、羽生結弦に紐付けるならゴールドドリーム(前回覇者の連覇、馬名が「金の夢」)、藤井五段に紐付けるならサンライズノヴァ(唯一の4歳馬、馬名が「日の出+新星」)だろうと思った次第。

 それはそれとして、フェブラリーSの◎はゴールドドリーム。臨戦、血統、調教とも万全。あえて言うなら万全すぎて嫌、というやつだ。この感じは何となく分かってもらえると思う。1着ゴールドドリーム、2着にインカンテーションとベストウォーリア、3着にバラバラッと。わりとスムーズに2着を絞れて、当たりそうな気がしていたが…。さてレース。ゴールドドリームはスタートをあおり気味に出たが、10番手の外あたりを追走。3分3厘あたりから進出を開始したが、「うわ、早くない?」がその時に思った感想だ。直線外をスムーズに抜け出す、内を伸びてきたのはインカンテーション。でも、ゴールがまだ遠い。外からノンコノユメ。あー、この馬か。並んで一瞬はゴールドドリームが差し返しを図るが、最後に力尽きた。ノンコノユメが首差V。2着ゴールド、3着インカン。

 どうもゴールドドリームは出来が良すぎた気がする。あおったのにそれなりの位置が取れたのもそう、いつもより反応が良かったのもそう。ライアンの仕掛けが早かったというより、追走がスムーズすぎて馬が行く気になってしまった感じ。最後に届かせるのが得意な馬なのに、ちょっと張り切りすぎてしまった。そのぶん完全に自分のレースをしたノンコノユメに差された…という分析をした。今後のために必要だからするが、馬券を外したあとのG1分析はむなしい。馬券で勝っても負けても、ピョンチャンか将棋に絡めてこの原稿のオチにしようと思ったが、その気力もない。とりあえず勝者を称えることだけは忘れず、ノンコノユメおめでとう。(仙波広雄@京都競馬場)

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