【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】18日小倉10R 立て直されたリリックドラマの先行押し切りを期待

[ 2018年2月18日 08:00 ]

 土曜の東京メイン・ダイヤモンドSを制したフェイムゲームは実に強かった。鞍上のルメールも“さすが”の落ち着いた手綱さばきだったが、これで14、15年に続く3回目のダイヤモンドS制覇。8歳でも戦力ダウンはみじんもなく、むしろ安定感が増した印象すらある。繁殖入りすることはないセン馬。芝の長距離部門は決して層が厚いとは言えないだけに、まだまだ息の長い活躍が期待できる。

 18年最初のG1・フェブラリーSが東京で行われる本日の当欄推奨レースには小倉10Rを選択。前走で16着に大敗している◎リリックドラマが、馬券的な妙味たっぷりの狙い馬だ。休み明けで昇級戦だった2走前の福島戦(芝2000メートル)では、先手を奪ってよどみないラップを刻み、2分0秒5の好タイムで2着。一転して16着に失速した前走は、休み明けで10キロ増だった2走前からさらに10キロ増と太めが残った印象。平均的に脚を使うタイプにしては、ペースを落とし過ぎた感もある。ひと息入れてリフレッシュに成功しており、ここは12頭立てと手頃な頭数の上に同型が不在でマイペースの逃げに持ち込める公算大。後続に脚を使わせての逃げ込みを期待だ。

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2018年2月18日のニュース