【フェブラリーS】ノンコ完全復活へ!内田「気迫出てきた」

[ 2018年2月15日 05:30 ]

内田を背に追い切るノンコノユメ
Photo By スポニチ

 【G1ドキュメント=14日】前走・根岸Sで2年2カ月ぶりの勝利を挙げたノンコノユメ。15年の武蔵野S以降、長らくスランプから抜け出せずにいたが、目の覚めるような末脚をサク裂させ“らしさ”全開。雪の影響で時計の出やすい重馬場だったとはいえ、1分21秒5のコースレコードは立派。完全復活ならば、メンバーがそろったフェブラリーSでも好勝負可能、と村松はワクワクしながらWコースでの最終追いを見守った。

 引き続きコンビを組む内田を背に前2頭を目標とする形で追走をスタートさせたが、実質は単走。ダート馬にしてはスラリとした体形のノンコ。素軽いフットワークを繰り出して、気持ち良さそうに6F84秒4〜ラスト1F13秒7(馬なり)。ノンコから下りた内田が、にこやかな表情で加藤征師と談笑している。直後に共同会見に臨んだトレーナーが「今回のテーマは体調を維持すること。引き続きいい状態を保っている」と話せば、内田は「前走と比べると(前の馬を)追走する気迫が出てきた」と精神面での充実をアピール。この感触ならば、さらなる上積みが期待できそうだ。

 会見を終えた内田に競馬番組の女性リポーターが駆け寄り、小さな紙袋を手渡した。ようやく、この日がバレンタインデーだと気付いた村松。「どうもありがとう。ホワイトデー…、いや、今週結果で返したいよね」と力強く健闘を誓った内田。チョコをも溶かす熱戦に胸が高鳴った村松だった。

続きを表示

2018年2月15日のニュース