【万哲の乱 特別編】10日京都9R エントシャイデンが舞台替わりで前進

[ 2018年2月10日 08:00 ]

 京都の芝コースには直線の長い外回りと内回りがあるのはご存じの通り。

 内回り2000メートルの秋華賞を除き、多くのG1で使用される外回りは直線399メートル(Bコース使用時)と長めなのに対して、内回りは323メートル(同)と短め。京都9R・こぶし賞が行われる京都芝1600メートルはマイルCSなど普通は「外回り」をイメージするが、3歳未勝利戦や3歳500万下など下級条件では「内回り」が使われるので要注意。

 こぶし賞は内回りを使用。◎エントシャイデンは短めの内回り直線が合うとみての指名だ。東京で行われた前走のベゴニア賞(3着)は巧腕・蛯名が前の3番手で何とか制御した点に大きな価値がある。直線半ばで反応が良すぎて先頭に立ち、最後に差されたのはスプリント色が濃かった母ルシュクルの影響?ただし裏を返せば、鞍上の指示に従ってしっかり伸びたのだがら、直線の長すぎる東京ではなく、直線の短い「京都内回り」なら威力倍増の可能性が高い。

 《もうひと押し》京都10R・琵琶湖特別は◎サトノリュウガ。ハービンジャー産駒が道悪巧みなのは今や定説。ここは人気でも逆らえない。

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