【平和島・ルーキーS第2戦】武富“雪辱”貫禄の逃げ切りV!

[ 2018年2月8日 05:30 ]

オール3着以内の船跡でVを飾った武富。レース後は笑顔でガッツポーズ
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 平和島ボート「ルーキーシリーズ第2戦」は7日、第12Rで優勝戦が行われた。武富智亮(29=佐賀)がインからコンマ06の快ショットを決めて逃げ切り。17年住之江以来、通算2回目の優勝を飾った。

 デビュー10年目の武富が貫禄を見せつけた。「格上という自覚はないが、ここでは負けてはいけないという気持ちがあった」。前走のからつG1では1号艇で優出を果たしたもののピット離れでインを奪われ5着に敗退。ビッグタイトル獲得を逃した。「悔しかった。元々ピット離れに不安があったのに優勝戦の時だけ意識できていなかった。でもあの経験のおかげで落ち着いて行けた」。地元G1の敗戦を糧にわずか9日で雪辱を果たした。

 今期は初のA1級に昇格と成長著しいが慢心は一切ない。「ターン、メンタル、調整全てを底上げして、上の舞台で戦いたい」。今後は宮島一般戦を挟んでG2からつMB大賞に出走。一段とたくましくなった若武者が今度こそ地元で栄冠をつかみ獲る。

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2018年2月8日のニュース