米「ブリーダーズカップ」今年から新たな競走新設 総レース数は14に

[ 2018年2月6日 23:04 ]

 2日間で複数のG1レースを行う米国最大の競馬の祭典「ブリーダーズカップ」(BC)が、今年から新たな競走を新設する。レースを運営するBC協会が公式HPで発表した。総レース数は昨年の13から14に増える。

 新設されるのは2歳限定の「ジュヴェナイルターフスプリント」で芝の5・5ハロン(約1100メートル)戦。BCの2歳限定戦は従来、性別ごと、芝ダート別に「ジュヴェナイル」(牡セン、ダ8・5F)「ジュヴェナイルフィリーズ」(牝、同)「ジュヴェナイルターフ」(牡セン、芝8F)「ジュヴェナイルフィリーズターフ」(牝、同)の4競走が行われており、5競走目となる新設レースは、性別を問わず出走できる芝の短距離という新たなカテゴリー。初回は格付けなしだが、賞金総額は他の芝2歳G1と同じ100万ドル(約1億1000万円)に設定。過去の事例から数年後のG1昇格を目指すことになる。

 また、既設のBCスプリント(3歳以上、ダ1200メートル)の賞金総額を150万ドルから200万ドルに増額することも発表。新設競走の賞金も含め、全14競走の賞金、副賞を含めた総額は3000万ドル(約32億7000万円)を超えるとしている。BCは全米の競馬場で持ち回りで開催されており、今年は11月2、3日に米ケンタッキー州のチャーチルダウンズ競馬場で開催される。

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2018年2月6日のニュース