【高松・開設記念】三谷 まくり記念初V「G1でも結果を」

[ 2018年2月5日 05:30 ]

優勝し胴上げされる三谷
Photo By 共同

 三谷竜生(101期)が記念初優勝を飾った。レースは三谷―山田―南が前受けすると佐藤―大槻が三谷の番手で競る。6番手に諸橋で松浦―香川―池田が続く。残り2周で松浦―香川―池田が上昇すると4番手に諸橋、佐藤―大槻も切り替えて中団をキープする。一方、三谷は7番手に車を下げる。松浦がペースを上げて香川―池田。中団は諸橋と佐藤でもつれる。最終2角から三谷―山田―南のまくりに合わせ香川も番手から出るが、スピード良く乗り越えた三谷がまくり切った。

 昨年、ダービーを制した三谷だが、記念Vは意外にも初めて。「ダービーの後は落車などもあって、なかなか本来の調子に戻らなかった。今年に入ってからも、いまひとつの走りが続いていたが、今シリーズが最初から調子が良かった。その中で結果を出せたので(うれしい)」と三谷。「後ろが競りになったのは予想外だったが冷静に対応できたと思う。香川さんを乗り越えられて勝ったと思った」と振り返った。9日からは今年初めてのG1・全日本選抜が四日市で行われる。「G1でも結果を出せるように」と昨年のダービー王が決意を明かした。

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2018年2月5日のニュース