【万哲の乱 特別編】3日京都11R 冬の淀でタガノディグオが復活

[ 2018年2月3日 08:00 ]

 全国的に厳しい寒さが続いている。ただサラブレッドには暑い夏場は苦手で、厳寒期に体調を上げる馬も少なくない。先週シルクロードSで2着に逃げ粘ったセイウンコウセイも1月以降の調教の動きが実は目立っていた。これで1〜3月の成績は7戦3勝、2着4回で連対率100%。「ホッカイロ」を複数忍ばせ、取材している小生にはうらやましい耐寒力だ。

 本日土曜の京都地方は予想最高気温が8度。あす2月4日は「立春」だが、本格的な春は遠い。狙いは冬馬だ。メイン11R・アルデバランSの◎タガノディグオは厳寒で復活の兆しを見せている。先週1月24日が坂路4F51秒1の好時計。今週1月31日も同51秒6の好時計で豪快先着。昨夏8月のレパードS12着以降は成績がさえないが、動き自体は目立っている。思い起こせば、昨年1〜3月は2、2、1着と好走。特に1月5日の3歳500万下(2着=京都ダート1800メートル)では今を時めくサンライズノヴァに半馬身差の2着に入った。何といっても、昨年7月の交流G1・ジャパンダートダービー3着の実績は際立っている。得意の冬&走り慣れた京都ダートなら、一変があってもおかしくない。

 《もうひと押し》東京10R・箱根特別は◎フリージングレイン。今の力のいる芝が間違いなく合うハービンジャー産駒。最内1番枠でロスなく立ち回れれば。

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2018年2月3日のニュース