【小田原】Ｓ級決勝戦　茨城勢・横山―芦沢で上位独占ある

　Ｓ級決勝戦で近藤―東の南関勢と人気を二分しそうなのが横山―芦沢の茨城勢。両者は初日特選に続いて準決勝（１日９Ｒ）も連係。橋本に任された１０９期の新鋭佐々木が先行勝負を挑んだが「“ここ”というタイミングで仕掛けられた。冷静に対応できた」と横山が実績の違いを見せつけて佐々木―橋本を封じ込んだ。

　番手の芦沢は内を突いた橋本に踏み勝って２着を確保。「（本調子ではない）今の状態の中で自分にできる仕事だけはしようと思った」とホッとした表情を見せた。決勝戦も横山次第で上位独占も十分だ。