【クロッカスS】師の名から命名リョーノ 初芝で好結果期待

[ 2018年1月26日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=25日】武井師がデビュー前から「走ってくれないと困ります」と話していた馬がリョーノテソーロ。師の名前「亮」と了徳寺健二オーナーの頭文字を取って命名された(テソーロは冠名)。初戦こそ2着敗戦も、その後に未勝利→500万を連勝。期待にたがわぬ活躍で、3連勝を懸けて今週のクロッカスSに臨む。

 厩舎を訪れた浜田が感触を問うと「おっとりして動けと指示を出した分しか動かなかった馬だったが、最近は調教でも自分から素軽く動ける。やっと競走馬らしくなって、自分の仕事が分かってきた感じ」と上々の評価。これまでの3戦は全てダートで今回が初芝。米国産の砂血統だけに、師は「将来的な主戦場はダート」と分析した上で「3歳のこの時期なら、芝でもカテゴリーを問わないでいろんな馬が出走する。能力は高い馬なので挑戦する価値はある」と出走の理由を説明。「今回走れば選択肢も増える。自分の名前が入っている馬。結果が出ないと恥ずかしい」。浜田も馬券を買って応援するつもりだ。

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2018年1月26日のニュース