【根岸S】ノンコの夢はリッキーの道!悲願のG1へ体質強化

[ 2018年1月25日 05:30 ]

内田を背にウッドチップをまき散らし単走で追い切るノンコノユメ
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 G1フェブラリーSの前哨戦「第32回根岸S」の追い切りが24日、東西トレセンで行われた。美浦では7F戦初挑戦となるノンコノユメが、新コンビを組む内田を背にWコースで上々の動きを披露した。

 残雪が朝日に映える美浦Wコースで、ノンコノユメが躍動した。最終追いは初コンビとなる内田が騎乗しての単走追い。軽快な脚さばきで終始リラックスした様子だったが、直線で前方の併せ馬が視界に入ると、食らいつこうとする闘争心ものぞかせた。「サッと乗っただけだが、感触は悪くない。余力を残してゴールできた」。内田は満足そうな笑みを浮かべて振り返った。

 加藤征師も納得の表情で愛馬を迎えた。「単走だと気難しさを出さない。いい走りだった。先週しっかり動かしたことで、気持ちも乗った感じ。ここ一連の状態の良さをキープできている」。ダート重賞の常連だが、7F戦はキャリア20戦目で初。マイル以上しか経験がない距離については「忙しいと思う」と正直な感想を口にした上で「短いところを使うのが、いい刺激になれば。最近ならコパノリッキーもそうだった」。6FのJBCスプリントへの出走を起爆剤に、東京大賞典で有終Vを飾った強豪を引き合いに、あえて7F戦に使う意図を説明した。

 体質強化も参戦理由の一つ。大目標のフェブラリーSへは過去2年、暮れのG1から直行していたが、今年は前哨戦からの“王道”を選択。「以前は弱いところがあって、じっくり間隔を取る必要があったが、今は大丈夫。坂路の本数も増やしてバリバリ乗っているので、体形も随分がっしりしてきた」と師。最高出走体重が454キロとダート馬としては小柄だが、それを感じさせない筋肉の盛り上がり。無駄のない理想的な体に近づきつつある。

 先行馬が蹴り上げる砂を嫌がるタイプ。師は「あとはとにかく砂をかぶらない所に出せれば」と願う。内田も「難しいが、砂をかぶらないよう動かすのが騎手の仕事だと思う。リズムを崩さないように乗って、切れ味をどこまで見せてくれるか」と期待する。悲願G1へ、未知の距離で新たな可能性を探る。

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