【シルクロードS】カラクレナイ、電撃復活だ!

[ 2018年1月24日 05:30 ]

カラクレナイ
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 京都日曜メインは高松宮記念をにらむ電撃ハンデ戦「第23回シルクロードS」。カラクレナイの近2走の敗戦には明確な理由がある。前々走スワンS16着は馬場悪化がアダとなった。さらに上位4頭は全て内枠。大外18番枠で外を回ってきた馬には厳しい展開だった。前走スポニチ賞京都金杯は6着。いささか距離も長かった印象だ。松下師がレースを振り返る。

 「前走は折り合いもついて、スタートの出も良かった。久々に“オッ”と思わせる競馬。秋口も特に調子が悪かったわけではなかったし、道悪がこたえたりしたのもありました」

 昨春はフィリーズRで4角14番手から大外一気で重賞初Vを射抜いた。2着が後に桜花賞を勝つレーヌミノルだから価値もあった。その桜花賞も直線でよく伸びて4着。輝かしい軌跡を思えば“こんなはずではない”。一気の距離短縮に完全復活の糸口がある。トレーナーは「前走はいい位置に付けられたし、この距離短縮がいい方に出ないかな」と前を向いた。

 激流6Fの中でうまく脚をタメられれば楽しみ。初の千二がいい“触媒”となる可能性は十分にある。厩舎自体も年明けから3勝と好発進。その勢いを受けて秘めたる末脚がよみがえる。

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2018年1月24日のニュース