【大村・モーターボート誕生祭】中越、逃げ切りG2初V

[ 2018年1月21日 05:30 ]

5人のSG覇者の重圧をはねのけG2初制覇を達成した中越博紀
Photo By スポニチ

 G2モーターボート誕生祭優勝戦が20日、ボートレース大村12Rで行われ、1号艇の中越博紀(33=香川)がインから堂々と逃げてG2初V。来年3月のボートレースクラシック(戸田)の出場権を手に入れた。

 SG覇者5人が相手だが、中越は自分を見失わなかった。インからコンマ14のスタート。他を寄せ付けないイン完封劇。ウイニングランでは大きくガッツポーズ。デビューから14年4カ月。初G2の味は格別だった。「信じられない。他の選手を気にしても、いいことはない。あまり考えないようにしていた」

 ピットへ引き揚げると、優勝戦でのライバルだった峰、桐生が迎えてくれた。「おめでとう」。中越はタッグを組んだ22号機に感謝した。「もらった時から足が良かった。体感だけを求めて調整。優勝戦では言うことない仕上がりだった」

 これで来春、戸田で行われるクラシックの出場権を手に入れた。すでに気合がみなぎる。「ずっと目標にしてきた舞台に立てることはうれしい。そこで通用するよう、これから1年間、地力をつけていきたい」。夢を追いかけるA2戦士。まだ伸びしろは十分にある。

 【優勝戦を走った選手の次走】優勝した中越博紀の次走は27日からの鳴門一般戦。末永由楽、松崎祐太郎、荒井翔伍らとV争い。桐生順平、辻栄蔵、峰竜太、森高一真、菊地孝平は24日からのからつG1全日本王者決定戦。深川真二、魚谷智之、石野貴之、毒島誠、新田雄史らが参戦する。

続きを表示

2018年1月21日のニュース