【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】21日中京12R新コンビの池添がコンピレーションをVに導く

[ 2018年1月21日 08:00 ]

 土曜の中山競馬ではベテラン・横山典の巧腕が光った。特に後半は圧巻のパフォーマンスで、8→9→11Rと騎乗機会3連勝(10Rは騎乗馬なし)の大活躍。まもなく50歳の誕生日を迎えるとは到底思えない、研ぎ澄まされた手綱さばきだった。現役では数少なくなった、自分より年上の騎手の若々しさを見て、肉体的な衰えを嘆いている場合ではないと反省させられた。

 本日の当欄で取り上げるのは中京12R。関東から遠征する◎コンピレーションは、人気でもガツンと勝負したい自信の本命馬だ。デビュー5戦目で初めて芝を使われた前走が、強烈なインパクトを残す2着。出負けして絶望的な位置に置かれながら、中山の短い直線で1頭だけ別次元の追い込みを見せ、優勝したジェイケイオジョウに首差まで迫った。とにかく切れるだけに雨だけが不安だったが、幸いにも本日の中京競馬場は終日晴れの予報。年明けから美浦での調教騎乗を開始した池添が、絶好だった坂路での最終追い(4F51秒2)と同様に息の合った走りでズバッと差し切る。

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2018年1月21日のニュース