【立川記念】平原 18年初V 2角4番手からまくり押し切り

[ 2018年1月8日 05:30 ]

立川記念で優勝し、ウイニングランをする平原
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 競輪の立川開設66周年記念の鳳凰賞典レース(G3)最終日は7日、東京都の立川競輪場で決勝(2025メートル、5周)が行われ、平原康多(87期)が18年初の記念競輪を優勝した。平原の記念優勝は昨年1月の大宮以来、通算17回目。

 レースは浅井―金子―志智―平原―芦沢―岩津―小川―小倉―浜田で周回。残り2周前から小川ラインが上昇。中団の平原がこの動きに合わせて踏みだし浅井を抑えて前へ。打鐘で小川―小倉―浜田が先行態勢に入り、平原―芦沢―岩津―浅井―金子―志智の順で続いて最終周。2角4番手から平原がまくると小倉がけん制。平原のスピードが違い、あっさり乗り越えて芦沢―岩津が続き直線。平原は末脚も確かに押し切る。浅井のまくりに乗った金子が直線外を伸びて2着。

 平原は「浅井君も強いし小川君の調子も良かったので後手に回らないようにと思っていた。小川君のかかりが良かったし(ブロックが厳しい)小倉さんの横を通過できるようにと思って踏んだ。地元のように大きな声援をいただき、幸先のいいスタートが切れました」と語った。

 昨年末のグランプリ2017から中3日の今シリーズだっただけに「まだ(昨年の)続きみたい。グランプリに向けてやってきたことが今回に出たかな。そして(引退した)後閑(信一)さんと話ができたことでスッキリしたこともあった。次の大宮記念(18〜21日)も頑張りたい。そして2018年も頑張りたい」。地元記念、そして6年連続9回目のグランプリ出場へ向けて関東のエースは順調なスタートを切った。

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2018年1月8日のニュース