【万哲の乱 特別編】8日中山9R 障害効果で力をつけたボルドネスが激走

[ 2018年1月8日 08:00 ]

 冬場の中山のお楽しみといえば、ダート2400メートル戦(今は春開催でも同舞台はあるけど…)。きょうの成田特別(中山9R)は僕が成人になる前から、1月施行の30年以上も続く「名物特別競走」。古馬1000万下(一昔前は900万下)&ダート2400メートルのレース条件も全く変わっていない。歴代優勝馬を見ていくと、87年カシマウイング(88年AJC杯がめちゃくちゃ強かった)、92年ホゲットミーノット(いつも後方から追い込んできた)、97年バーニングブラッド(天皇賞・春優勝馬イングランディーレの兄)など懐かしい名前も。ちなみに現在のコースレコードとなっている「2分28秒8」も83年1月6日の成田特別(重馬場)でピーチシャダイが記録したもので、30年以上も破られていない偉大なレコード。

 今年推奨する◎ボルドネスは障害戦を2回使い、再び平地に戻ってきた。障害を使うことで腰や後肢に力がつく事例は、メジロパーマーなど過去に多数いる。ボルドネス自身は昨年1月の500万下、今回の中山ダート2400メートル戦で逃げ切り圧勝を演じている。舞台適性の高さは疑いようがなく、久々の平地戦がもし嫌われるようなら、オッズ的にもおいしいかも。

 《もうひと押し》中山7Rは◎ダノンアイリス。昇級初戦の前走(3着)で現級対応の力を証明。もまれない大外16番枠は絶好。

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2018年1月8日のニュース