【梅ちゃん先生 特別編】6日京都5R マツカゼ馬券で新春占い

[ 2018年1月6日 08:00 ]

 今年の馬券初買いはここから。松風。正月にふさわしい馬名だ。「沖縄で松風(まちかじ)といえば、祝事用のピンク色をした菓子のことさ」と酒友の金城は言う。馬の松風もピンク帽子の8枠。縁起がいい。

 英G1キングジョージ6世&クイーンエリザベスSをレコード勝ちするなど11戦9勝で引退、日本で種牡馬入りした最強ドイツ馬ノヴェリストの半弟。イレ込み癖、モタれ癖など悪癖だらけで未勝利にとどまっているが、血統も馬っぷりも一級品だ。未勝利のまま札幌2歳Sに出走させたのも期待の表れ。長距離輸送のない地元戦で気負わず走れば、あっさり突き抜ける。

 ≪京都11R マイネルアウラートで大穴狙い≫左右から二人引きされた、はち切れそうな黒鹿毛が筑波下ろしに尾をなびかせながら近づいてくる。黒光りする毛ヅヤ、鋭い眼光。「見てるだけで怖いだろ?ケガするから近づくなよ」。馬道の脇で高橋裕師も警戒の色を強めるほどの猛々(たけだけ)しさ。でも、体調は抜群に良さそうだ。「その通りさ。寒い時季は走るよ。これからが稼ぎ時。いい仕事してもらわねえとな」と同師も相づちを打つ。

 冬は稼ぎ時だ。16年12月から17年4月にかけて、オープン特別2連勝、重賞連続4着。その後は3戦連続2桁大敗から前走5着で復調を示しているのも心強い。スポニチ賞京都金杯でも2、3着に食い込めるだけの力はある。小脚を使って好位にとりつける器用さが魅力。内寄りの3番枠も理想的だ。3連複、ワイドで手広く。

 ≪中山12R フラガリアの大駆け≫前走は出遅れが響いたフラガリアだが、切れ味は1000万でも即通用。新コンビ、田中勝の腕の見せどころだ。

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2018年1月6日のニュース