【大村・クイーンズC】ツケマイ決めた!シリーズ優勝戦は広中制す

[ 2018年1月1日 05:30 ]

蛭子能収から絵画を送られ笑顔の広中
Photo By スポニチ

 シリーズ優勝戦は広中が果敢な走りでVをもぎ取った。4カドからトップSで攻め込んできた鈴木を止めて、1マークは強裂なツケマイ。一気に主導権を握った。「(鈴木に)かかっていたんでいくしかないと思っていった。3コースが取れたのが大きかった。回り足がしっかりしていて安心して攻められた」。エンジンに関しては「不安要素はなかった」というほど、仕上がりには自信があった。

 デビュー初Vが09年11月の芦屋、2回目が今年5月の若松、そして3回目がこの大村と九州は実に験がいい。大みそかの勝利に「終わり良ければ全て良し。120点のレース、花丸です。親にお年玉をあげないといけませんね」と笑顔で締めくくった。

 ◆広中 智紗衣(ひろなか・ちさえ)1981年(昭56)2月9日生まれの36歳。88期生として01年5月とこなめでデビュー。主な同期は三井所尊春、吉村正明、細川裕子ら。夫は90期の深水慎一郎。09年11月の芦屋女子リーグで初優勝。1メートル57、47キロ。血液型0。

続きを表示

2018年1月1日のニュース