C・ルメール、武豊以来のJRA年間200勝ならず 2年連続「あと1勝」に泣く

[ 2017年12月28日 16:14 ]

クリストフ・ルメール騎手
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 今年JRAで199勝を挙げているC・ルメール騎手(38)が28日、今年最後の開催となる中山競馬で6鞍に騎乗も未勝利。武豊騎手(48)以来で史上2人目となるJRA年間200勝達成はならなかった。

 ルメールはフランス出身で、2015年にM・デムーロ騎手(38)とともに初のJRA所属外国人騎手としてデビューして3年目。初年度から112勝を挙げ、昨年は186勝でトップの戸崎圭太騎手(37)とわずか1勝差のリーディング2位だったが、今年もあと1勝に泣いた。

 過去にJRA年間200勝を達成したのは武豊のみ。武豊は03年から05年にかけて3年連続で達成している。12年ぶりの快挙とはならなかったが、今年はリーディング2位以下の騎手を勝利数で大きく引き離しており、外国人騎手としては初のJRA全国リーディングを獲得した。

 23日のメインレース「阪神C」をイスラボニータで勝利した際のインタビューでは「200勝は武さんだけだから、(記録達成)できたらすごくうれしい」と大記録達成へ強い意欲を見せていたが、大台にリーチをかけてから10戦、勝利をつかむことができなかった。

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2017年12月28日のニュース