【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】28日中山5R 大物牝馬レッドイリーゼが初陣Vを飾る

[ 2017年12月28日 08:00 ]

 有馬記念が無残に外れた年の年末年始は暗いもの。しかし、今年は巻き返しのチャンスがまだ残されている。一年のラストを飾るG1がグランプリ有馬記念でないのは今もどうかと思うが、やると決まった以上はいつも通り真剣に予想するのみ。G1ホープフルSの◎フラットレーは、前走の敗戦(アイビーS5着)で人気が急落して“妙味たっぷり”の狙い目だと思う。

 その資金稼ぎへ、当欄で推奨するのは中山5R。新馬戦とあって人気の分布は読みづらいが、もし1番人気でも◎レッドイリーゼにはガツンと踏み込みたい。17日の中山6R・牝馬限定新馬戦(芝1600メートル)を除外となって1週半スライドした形だが、想定メンバーが非常に多かっただけに除外は織り込み済み。“第2希望”のここに向けて順調に調整され、仕上がりに不安は全くない。レースで手綱を取る松岡を筆頭に、調教師も助手も厩務員も「走る」と声をそろえている陣営期待の良血ハーツクライ産駒。中山芝マイルでは有利とは言えない外枠(14番)に入ったが、多少ロスのある立ち回りでも新馬戦は楽勝できる器とみた。

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2017年12月28日のニュース