【大村クイーンズC】前夜祭 海野が大エース機ゲット

[ 2017年12月26日 05:30 ]

健闘を誓い合うトライアル12人(前列左から、松本、長嶋、遠藤、小野、寺田、細川、後列左から、樋口、川野、海野、山川、平高、田口)
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 25日、長崎県大村市内のホテルでクイーンズクライマックス前夜祭がトライアル出場12選手、関係者、ファンなど約250人を集めて盛大に行われた。12人のモーターとボートは前夜祭で各選手自らが抽選。衆目一致の大村“大エース”68号機は海野ゆかりが手にした。

 データや前評判を確認すればするほど、ここ大村では68号機の存在感が際立つ。羽野直也を「平成生まれ初のG1優勝者」に押し上げたトピックが目立つが、それだけではない。過去5優出のうち3優出はB級選手。いついかなる時も吹く大エース。トライアル出場12人も本音は「68号機が欲しい」で間違いなかった。

 獲得賞金ランク順に抽選が回ってくる。小野が、遠藤が、長嶋が…と抽選が進んでいくが「68」は出ない。ランク7位、68号機を引く確率が「6分の1」まで絞られたところで海野が登壇した。「調整しやすければどのエンジンでもいいですよ」と軽口を叩きつつも、エンジン番号の数字が入った封筒をよくよく吟味。「どれでも良くないじゃん」と周囲から突っ込みが入るほど、どの封筒にするか逡巡してついに決定。「68」が明らかになった瞬間、会場には大きなどよめきが起こる。「今年は抽選運が凄くいいですね」と海野は不敵に笑った。

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2017年12月26日のニュース