【有馬記念】クイーンズリング有終2着 ルメール「完璧だった」

[ 2017年12月25日 05:30 ]

惜しくも2着のクイーンズリング
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 有馬記念が引退レースだった5歳牝馬のクイーンズリングがルメールの巧リードに導かれて2着に激走。ラストラン同士のワンツー決着を演出した。3番の好枠から好位をロスなく追走。直線も内めをしっかり伸び、シュヴァルグランの猛追を鼻差でしのいだ。ルメールは「完璧だった。この距離は少し長いが内枠でいいポジションで競馬ができた。凄く頑張った」とパートナーを称えた。

 ラストランでの好走に吉村師も「言うことない。よく頑張ってくれた。有馬2勝のジョッキーが完璧な騎乗をしてくれたし、枠も最高だった」と晴れやかな表情。「G1を勝った時(16年エリザベス女王杯)もうれしかったが、調教師としてはマイナス20キロで勝ったフィリーズレビューだね。いろいろな思い出がある」と別れを惜しんだ。今後は社台ファーム(北海道千歳市)で繁殖入りする。

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2017年12月25日のニュース