【馬券顛末記】理想的な展開だった。直線までは…

[ 2017年12月24日 16:28 ]

<有馬記念>スタートからトップを譲らず完全勝利のキタサンブラック(左)
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 有馬記念当日は今年最後の阪神競馬場勤務。G1の“裏開催”ながら、朝から独特の雰囲気だった。クリスマス・イブだからか、午前中から財布のヒモも緩い。

 午前中の仕事を終え、阪神の4Rから馬券参戦。いきなり◎ウインラナキラ(7番人気)が1着、続く5Rも◎アスターサムソン(6番人気)が勝ち、幸先良いスタートになった。午後になっても、7R◎キングディグニティ(6番人気)1着、8R◎ルドルフィーナ(6番人気)2着と順調に財布が膨らんでいった。有馬記念の資金も思い切って増額。馬券は◎サクラアンプルール&○キタサンブラックの2頭軸で勝負だ。

 記者席のモニター前に陣取り、G1のファンファーレを待った。ゲートが開き、キタサンが予想通りの逃げ。マイペースで運び、◎サクラも好位の直後をキープ。理想的な展開だった。直線までは…。最終4コーナーを回り、キタサンが押し切る態勢に入り、サクラも馬群から伸びかかった。が、その時だった。内外から迫ってきた馬に進路をカットされる致命的な不利。スムーズな競馬だったら、どうなっていたかは分からないが、直線に向いてから手応えはあっただけに…。個人的には、後味の悪すぎる有馬になった。

 今年の中央競馬は28日にもG1・ホープフルSがある。“ワンチャン”に懸けるしかない。このままでは年は越せない。メリークリスマス@阪神競馬場(24日、寺下 厚司)

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2017年12月24日のニュース