【KEIRINグランプリ】福島旋風巻き起こす!黄金タッグ新田―渡辺

[ 2017年12月21日 05:30 ]

KEIRIN GPに出場する(右から)新田、三谷、平原、諸橋、桑原、渡辺、武田、浅井
Photo By スポニチ

 30日に平塚競輪場で行われる「KEIRINグランプリ2017」の前夜祭が20日、ファン、関係者ら664人を集めて東京都港区のグランドニッコー東京台場で行われた。グランプリ戦士にガールズGP出場の7選手も華々しく登場。大一番に挑む意気込みを語った。なお、深谷知広は練習中に発症した腰痛のため欠席した。

 1億円バトルでも福島旋風を巻き起こす。今年のG1戦線は新田(高松宮記念杯、競輪祭)と渡辺(オールスター、寛仁親王牌)の2人で4V。福島勢G1・4連覇を成し遂げた。そのうち決勝で2度ワンツーを決めた黄金タッグは新田―渡辺で決戦に挑む。新田は「11月のW杯に向けて気持ちがナショナルチーム向きだった。世界で活躍しようとしたことが日本で落ち着いて走れることにつながった」と好調の要因を明かし「前で頑張る」と自力宣言。渡辺は「強い新田君に離れないように」と話した。

 関東勢は平原―武田―諸橋で結束。平原は「中盤戦以降は悔いが残るレースばかりだったが、今はいい状態。感触は良くなっている」と上向きを強調。中部コンビは深谷―浅井で並び、「京王閣ダービーの再現ができるように」と話す三谷には桑原がマークして“初出場ライン”を形成する。

続きを表示

2017年12月21日のニュース