【朝日杯FS】完璧なアプローチ!シュミノー「パーフェクト」

[ 2017年12月14日 05:30 ]

シュミノーを背に併せで追いきったファストアプローチ
Photo By スポニチ

 藤沢和厩舎のもう1頭、ファストアプローチも坂路の併せ馬で総仕上げを行った。レッドオーガー(3歳500万)の1馬身後方から530キロ超の巨体を併せると、馬なりのまま2馬身先着。「馬上で笑っているぞ」。藤沢和師の視線の先では初コンビのシュミノーがファストアプローチの上で白い歯を浮かべていた。「パーフェクトな動きです。モタれていた先週とは別の馬みたい。体もストライドも大きいので阪神のビッグストレートは合っている」。引き揚げてきた同騎手は手応えを口にした。

 藤沢和師も「(タワーオブロンドンと違って)こちらは距離に絶対の自信を持っている。折り合いも完璧。馬体を持て余していないし、レースがベテランホースみたいに凄く上手」と絶賛した。欧州チャンピオンマイラー・ドーンアプローチ産駒で、サトノクラウンのおいにあたる良血。タワーオブロンドンとのワンツーフィニッシュも夢ではない。

続きを表示

2017年12月14日のニュース