アルバート 史上初の3連覇へ挑戦!ステイヤーズS3勝目も初

[ 2017年12月2日 05:30 ]

 アルバートは史上初のステイヤーズS3勝目&3連覇の偉業が懸かる。同レース2勝馬はアルバートを含め7頭いるが、2勝後に3勝目に挑んだ例は過去にフジノハイハット(81年9着)だけ。チャレンジするだけでも英断だ。またJRA同一重賞を3勝以上した馬は9頭。中山平地重賞での達成となれば、マツリダゴッホ(07〜09年オールカマー)以来となる。

 ▽ステイヤーズS 1967年に創設された重賞。中山競馬場の内回りコースを2周する国内の平地競走としては最長の芝3600メートルで行われている。84年のグレード制導入時にG3に格付けされた後、97年にはG2に格上げ。これにより、暮れの大一番・有馬記念を目指す馬には重要な前哨戦となった。97年メジロブライト、05年デルタブルース、11年マイネルキッツなど、優勝馬にはG1好走馬の名前もある。競走名の「ステイヤー(Stayer)」とは英語で「耐久力のある者、根気強い者、長距離競走を得意とする馬」の意味がある。その名が示す通り、人馬ともに長丁場を耐え抜くスタミナが要求されるマラソンレースだ。

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2017年12月2日のニュース