ワンアンドオンリー 引退、種牡馬入り 14年ダービー制覇

[ 2017年11月29日 05:30 ]

14年6月、ワンアンドオンリーでダービーを制し、ウイニングランでガッツポーズをする横山典
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 14年の日本ダービー馬ワンアンドオンリー(牡6=橋口)が現役を引退することが分かった。「種牡馬になれることができてホッとしています。気持ちの面もありなかなか結果は出ませんでしたが、身体能力は高い馬。きっといい子を出してくれると思います」と橋口師。先週のジャパンC16着が最後のレースとなった。

 13年8月に橋口弘次郎厩舎からデビュー。翌年の日本ダービーを勝ち、トレーナーの悲願を達成した。昨年3月の定年に伴い、息子の橋口慎介厩舎に転厩。不振に陥り、さまざまな距離を試し調教スタイルに変化を持たせたりもした。「ノリさん(横山典)が積極的に乗ってくれたし、この馬にはいろいろなことを教わりました」と同師。今後は北海道ひだか町のアロースタッドで種牡馬生活に入る予定だ。

 ◆ワンアンドオンリー 父ハーツクライ 母ヴァーチュ(母の父タイキシャトル)牡6歳 栗東・橋口厩舎所属 馬主・ノースヒルズ 生産者・北海道新冠町のノースヒルズ 戦績33戦4勝(海外2戦0勝) 総収得賞金3億7268万1000円。

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2017年11月29日のニュース