【ステイヤーズＳ】アルバート　史上初３連覇だ

　中山初日のメインは平地最長の芝３６００メートルで争われる名物マラソンレース「第５１回スポニチ賞ステイヤーズＳ」。スタミナ自慢のアルバートがレース史上初の３連覇に挑む。

　今年は３４００メートルのダイヤモンドＳを制し、３０００メートル超の重賞は３勝。３２００メートルの天皇賞・春も昨年６着、今年５着と崩れていない。森助手は「スタミナがあるし、道中スローで流れる競馬が合っている」と分析する。

　昨年２着だったアルゼンチン共和国杯で今年は４着と着順を落としたが、トップハンデ５８・５キロを背負ってのもの。森助手は「いい意味で落ち着きがあるし、昨年と同じくらいの状態」と地力健在を強調した。鞍上は過去２年も騎乗した名手・ムーア。名門・堀厩舎の長距離砲が今年も師走の中山を沸かせる。