【京阪杯】快逃ネロ連覇!“金沢の名手”がJRA重賞初勝利

[ 2017年11月27日 05:30 ]

<京阪杯>吉原を背に逃げ切ったネロ(左から2頭目)
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 「第62回京阪杯」が26日、京都競馬場で行われ、9番人気のネロが逃げ切り、昨年に続く連覇を達成。“金沢の名手”吉原はJRA重賞初勝利を挙げた。ゲートを出ると吉原はネロを押しまくり、1Fすぎにはハナへ。その後、マイペースに持ち込み後続の追い上げをギリギリしのいだ。殊勲の鞍上は「去年、逃げて勝っていたし、先生からも同じように乗ってほしいと言われていました。行けばしぶとい馬ですね。森先生の馬で重賞を勝ててうれしいです」と屈託なく笑った。20代前半から何度もチャンスをもらってきた名門厩舎への“恩返し”を喜んだ。7歳の来年も現役続行し、高松宮記念(3月25日、中京)を狙っていく。

 ◆ネロ 父ヨハネスブルグ 母ニシノタカラヅカ(母の父サンデーサイレンス)牡6歳 栗東・森厩舎所属 馬主・西山茂行氏 生産者・北海道新ひだか町本桐牧場 戦績37戦8勝(うち地方1戦0勝) 総獲得賞金2億9285万5000円(うち地方600万円)。

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