【ジャパンC】“3歳最強”レイデオロ、底力見せた2着

[ 2017年11月27日 05:30 ]

<ジャパンC>惜しくも2着に終わったレイデオロとルメール
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 菊花賞をパスして最強古馬陣に挑んだ2番人気の3歳馬レイデオロが、前半のロスを挽回して2着まで差し込んだ。発馬で半馬身遅れ、1角では外から寄られて中団後方インという厳しい位置取り。それでも直線で外に持ち出されると鋭い末脚を繰り出し、シュヴァルグランには届かなかったものの、ゴール寸前でキタサンブラックはかわした。

 鞍上のルメールは「スタートが遅いのは、いつも通り。最後は外から凄くいい脚を使った。初めての古馬相手で、これだけやれたのはいい経験。最後の最後でキタサンブラックに先着は凄いと思う」と納得の表情。藤沢和師も「残念だが、馬はよく頑張った」と笑顔で愛馬を称えた。今後については「今日はきつい競馬。来年もいいレースがたくさんあるし、これで休みになるだろう。強い馬の胸を借りたことは今後のプラスになる」と同師。敗れたとはいえ底知れぬ可能性を示した価値ある銀メダル。来年の中央競馬の主役はこの馬だ。

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2017年11月27日のニュース