【ジャパンC】シュヴァルグラン悲願のG1初制覇!キタサン3着で連覇ならず

[ 2017年11月26日 15:45 ]

<ジャパンカップ>ジャパンカップを制したシュヴァルグラン(1)。2着にレイデオロ(2)、3着に敗れたキタサンブラック(4)
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 国内外のG1馬9頭が集結した「第37回ジャパンC」(G1、芝2400メートル)が26日、東京競馬場11Rで行われ、H・ボウマン騎手騎乗の5番人気シュヴァルグラン(牡5=友道厩舎、父ハーツクライ、母ハルーワスウィート)が優勝した。

 最内枠からの競馬となったシュヴァルグラン。先行策でキタサンブラックをマークし、直線では馬場の良い外目から豪快に逃げたキタサンブラックをとらえた。1馬身1/4差の2着には2番人気レイデオロ、さらに首差の3着に1番人気キタサンブラックが入った。勝ちタイムは2分23秒7(良)。

 勝ったシュヴァルグランは7度目の挑戦で悲願のG1初勝利。重賞は3勝目となった。今年は天皇賞・春2着などがあるが未勝利。昨年3着と惜敗した舞台で見事に初めてのタイトルを手にした。同世代のキタサンブラックとは7度目の対戦で初めて先着した。オーナーは元プロ野球選手の佐々木主浩氏。通算戦績は22戦7勝。

 鞍上のボウマンは「ロンジン・ワールドベストジョッキー」で首位につける豪州の名手。日本でのG1勝利は初めて。管理する友道師は中央G1通算8勝目で今年は初勝利。

 今年はギニョール、イキートス(独国)、ブームタイム(豪州)、アイダホ(英国)と4頭の海外馬が出走もシュヴァルグランが優勝。海外勢の優勝は05年のアルカセット(英国)以来なく、日本勢の連勝は12に伸びた。

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2017年11月26日のニュース