【細原・騎手で獲る　特別編】２６日京都２Ｒ　富田クリノフラッシュが２戦目で決める

　自信がつく１勝になったはずだ。土曜京都９Ｒ高雄特別はメイケイレジェンドがＶ。新人騎手・富田とのコンビで２連勝を決めた。道中は後方で脚をためると、外からスッと本命馬ショパンの後ろへ。直線はギリギリまで追い出しを待ち、ゴール前は一気の脚で差し切った。「先生（木原師）からいい馬に乗せていただいている。結果で恩返ししたい」。師匠の期待に見事、結果で応えた。半姉フーラブライドは同じ木原厩舎の管理馬で、重賞２勝と活躍した。弟は父ステイゴールド×母父メジロマックイーンという黄金配合で、まだまだ上を目指せる器。人馬とものさらなる飛躍に期待したい。

　日曜も勢いに乗った若武者から。京都２Ｒは富田騎乗のクリノフラッシュ。京都の新馬戦（芝１４００メートル）は後方から直線鋭く５着。テンに置かれていただけに１Ｆの距離延長は好材料だ。中間の坂路調教でも、余力十分に自己ベストに迫る好時計をマーク。一度使って気合い乗りが増してきた。今回は使った上積みが見込め３キロの減量。勝ち負けだ。馬券はスターリーステージとの３連複。相手はセンスオブワンダー、ナイルデルタ、ホクトスズラン、トーホウガーベラ、ベルノート。