【ジャパンC】ダービー獲った「いい頃の感じに戻っている」ワンアンド

[ 2017年11月24日 05:30 ]

 【G1ドキュメント=23日】栗東は全馬、水曜追い。この日は厩舎周りの運動のみの陣営が多く、追い切り日ほど動きがない。こんなときは直接、厩舎に向かうのみ。柏原が真っ先に向かったのが橋口厩舎だ。母校・立命大の先輩でもある五十嵐助手が担当しているカレンラストショーが先週日曜に東京で平場1000万勝ち。「おめでとうございます」と声を掛けると「ありがとう。よう頑張ってくれたわ」とニッコリ。オープン入りが視界に入ってきた。僚馬がつくったいい流れに乗っていくか。近くの馬房に入っているのがワンアンドオンリーだ。甲斐助手の口ぶりから仕上がりの良さが伝わってくる。

 「ノリさん(横山典)によると先々週、先週より元気がいいから、昨日の追い切り(坂路4F56秒7〜1F13秒0)はあまりやらなかった、とのこと。そこは全部お任せです。先週はしっかりやりたい、とのことで、あの時計(4F51秒8〜1F12秒4)になりました」

 復活を期して臨んだ今季は休み明けの毎日王冠が7着。着順は別にして勝負どころで置かれることなく、しまいもしっかり脚を使って兆しが感じられるコンマ4秒差だった。前走の天皇賞・秋は水しぶきが上がる不良馬場で17着と道悪に泣いた。あの惨敗は完全に度外視していい。

 「一時期は体も動きもいいのに気持ちが全く乗ってこなくて…。もどかしかったですね。そういう気持ちの面がいい頃の感じに戻っているし、具合もいい。3年前にダービーを獲った東京のこの距離で、あの走りを思い出してほしい」

 3歳春に世代の頂点に立った競走生活は突然、暗くて長いトンネルに差しかかった。その逆境からはい上がり、思い出の舞台で息を吹き返せば劇的。準備はできている。

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