【エ女王杯】世界女王ヴィブロスまさかの5着…来年の雪辱誓う

[ 2017年11月13日 05:30 ]

<エリザベス女王杯>5着に敗れたヴィブロスとルメール(手前)
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 1番人気に支持された世界女王ヴィブロスは5着。好位から流れに乗った競馬も、道中の力みが響いて直線伸び切れず。いつもの末脚は鳴りを潜めた。「スタートを切っていいポジションを取れたが、ずっとハミを取りっ放し。リラックスして運べなかった」とルメール。4コーナーでは勝ち馬に並びかけるシーンも。「(モズカッチャンの)ミルコと一緒のところにいたが、最後は馬が疲れていた。2200メートルは少し長かったのかも」と厳しい表情で振り返った。

 昨秋から馬体が充実して素質が開花。秋華賞でG1初制覇を飾ると、今年のドバイターフも世界の強豪牡馬相手にV。強靱(きょうじん)な精神力で世界の頂点を極めた。友道師は「具合は良かったんだけどね…。今日は終始、引っ掛かっていた。それが全てだと思う」と言葉少なに回顧。今後については「予定通り年内は休養させます」と、来年の雪辱を誓っていた。

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2017年11月13日のニュース