【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】11日京都11R 素質馬対決を重賞ウイナーのフロンティアが制す

[ 2017年11月11日 08:00 ]

 明日のエリザベス女王杯を皮切りに、年末まで毎週G1レースが行われる。1年のラストを飾るのが、有馬記念(12月24日)ではなくホープフルS(12月28日)というのは正直、かなり違和感があるが…。いずれにしても、紙面の中で競馬を扱うスペースは大きくなる。競馬記者としては1年で最も多忙になる季節。本社予想を担当する記者としては、コンスタントにG1を的中させることで紙面を盛り上げていきたい。

 きょう土曜は東京と京都のメインに重賞が組まれているが、当欄で取り上げるのは紙面に検討原稿を載せていない京都11R・デイリー杯2歳S。9頭立てと少頭数ながらも、なかなかの好素材が集結している。キャリアが浅いだけに戦力比較は難しいが、実績面で◎フロンティアが優位に立つのは間違いない。出走メンバーで唯一の2勝馬、そして重賞勝ち馬。初タイトルを獲得した前走の新潟2歳Sは、着差以上に凄みを感じさせる内容だった。父ダイワメジャー譲りのパワフルな先行力を持ち、新潟の長い直線を押し切ったように持久力も非凡。完成度の高さを感じさせるタイプで、初の京都・芝コースにも問題なく対応可能とみた。

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