【エ女王杯】スマートレイアー 馬なり快走、前走Vの反動なし

[ 2017年11月9日 05:30 ]

坂路でテンザワールド(奥)と併せて追い切るスマートレイアー
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 京都大賞典を制した7歳馬スマートレイアーは、坂路でテンザワールド(3歳1600万)を5馬身追走からスタート。さらに白さを増した馬体を弾ませながら、ラスト2Fで馬なりのままピッチを上げて4F52秒3〜1F12秒3。併入でフィニッシュした。見届けた大久保師は「変わらずいい状態。前走後は反動が出るかと思ったが、翌週も元気でカイバをしっかり食べてくれた」と頬を緩ませた。

 重賞4勝を挙げながら、G1は8回挑戦して13年秋華賞2着が最高。師は「能力がありながら勝てず、歯がゆい思いをしてきた」と悔しさをあらわにするが、年齢的にもチャンスはそう多くはない。鞍上の武豊はエリザベス女王杯で4連覇(01〜04年)と、この上なく頼もしいコンビ。鞍上は「前より落ち着きが出て折り合いが付くようになった。今回は今までで一番のチャンス」と悲願のG1獲りへ力を尽くす。

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2017年11月9日のニュース