【京王杯2歳S】タワー鋭伸12秒5!藤沢和師「使って良化」

[ 2017年11月2日 05:30 ]

坂路3頭併せで追い切るタワーオブロンドン(右)
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 「第53回京王杯2歳S」で重賞初制覇を狙うタワーオブロンドンは朝一番の坂路で鋭い伸び脚を披露した。しまい重点で4F56秒5〜1F12秒5。前を走っていた僚馬2頭を並ぶ間もなく内からかわしさった。藤沢和師は「使ってきて良くなっている」と満足げに話した。

 前走・ききょうSは後方から鋭く伸びて3馬身半差の完勝を収めた。祖母シンコウエルメスは師が管理した良血馬で、孫に昨年の皐月賞馬ディーマジェスティ。師は「展開に恵まれた面があったとはいえ、前走は強い競馬だった。血統的にも期待しているし、東京で使いたかった」と力を込める。ききょうS後にルメールが「次のロードカナロアです」と絶賛した素質の持ち主で、師は「今回で分かるだろう」と不敵な笑み。初の重賞も通過点にしてしまうか、その走りが注目される。

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2017年11月2日のニュース