【梅ちゃん先生特別編】29日京都11R 道悪の鬼ハニー

[ 2017年10月29日 08:00 ]

 マイネルハニーはやや重〜重馬場で4戦3勝。重馬場の新馬戦では後続に7馬身差をつけて逃げ切った。4馬身差で2勝目を挙げたフリージア賞(500万)、重賞初制覇を飾った昨年のチャレンジCはいずれもやや重だった。「実は蹄に水カキが付いているんだよ(笑い)」。栗田博師からこんなジョークも飛び出すほどの道悪巧者だ。

 仕上がりにも非の打ちどころがない。1週前追い切りでは後方に構えたイスラボニータに影も踏ませぬスピードの持続力を示した。良馬場のポートアイランドSでも2着に逃げ粘った道悪巧者が上昇一途とあれば、押し切り濃厚。

 相手も道悪巧者のキョウヘイ。重馬場のシンザン記念で後方一気に追い込んだピッチ走法は、水しぶきの上がる馬場で威力を発揮する。休み明けのポートアイランドSで復調を示したのも心強い。

 アメリカズカップも重馬場のきさらぎ賞を勝っているが、折り合い難がネックになる。馬群を壁にしづらい大外枠を引いて、一歩後退。

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2017年10月29日のニュース