【アルテミスS】ミスターX トーセンブレス末脚爆発だ!

[ 2017年10月28日 05:30 ]

 東京11R・アルテミスSはトーセンブレス。初戦がとにかく凄かった。やや重の中山マイルで後方を追走。5F通過が61秒8というスローペースを4角12番手からぶち抜いた。上がり3Fの34秒0は次点の35秒1より1秒1も速いタイム。まさに別次元の脚だった。

 2戦目に向けた中間も好気配をキープ。Wコース単走の最終追いは馬なりながら4F54秒2〜1F12秒6をマークした。今回からコンビを組むルメールが「リラックスしてよく伸びていた。反応が早くて瞬発力がある。走りそうだね」とコンタクトを取れたのも大きい。母ブルーミンバーは11年ラピスラズリSなど短距離のオープンで活躍。母譲りのポテンシャルがまたも爆発か。府中の直線に見合った武器を持っている。馬単(14)から(2)(7)(8)(11)(12)(13)へ。

 京都11R・スワンSは新星サングレーザーに懸けたい。5月の500万で初めて1400メートル戦を使われて勝利。その後も1500メートル→1400メートルのレースを連勝した勢いは本物だろう。それまではマイル以上の距離で伸び悩んでいたが、たった1Fの距離短縮で世界が開けた。

 上位を好位勢が占めた前残り展開の前走は、4角11番手(12頭立て)から進出。悠々と差し切ると、最後は流す余裕も見せた。2着ビップライブリーは次戦をすぐに勝ち上がっており、決して手薄ではなかった相手関係。準オープンで収まる器ではないことを証明した。燃えやすい気性を考慮して、しっかり間隔を取った臨戦過程にも好印象。4連勝で重賞初勝利を飾る。馬単(3)から(2)(4)(7)(12)(17)(18)へ。

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2017年10月28日のニュース