【京都新馬戦】グレイル“出世レース”制す 野中師「かなり良くなっていきそう」

[ 2017年10月22日 12:50 ]

<京都5R新馬戦>武豊を背にストーミーバローズをかわすグレイル(手前)
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 京都5Rの新馬戦(芝2000メートル)は、武豊騎乗の1番人気グレイル(牡=野中、父ハーツクライ)が早めに動いて追い比べを制した。鞍上は「ラストはしっかりしていた。まだ緩いところはあるが、先々楽しみです」と将来性を評価した。野中師も「かなり良くなっていきそうな感じはある。次は様子を見ながら考えたい」と気を引き締めていた。

 菊花賞当日に芝の中距離戦で行われる京都新馬戦は近年、出世レースとして有名。芝1800メートル戦の開催だった08年は1着アンライバルド(皐月賞)、3着ブエナビスタ(桜花賞&オークス)、4着スリーロールス(菊花賞)が翌年のクラシックを優勝。“伝説の新馬戦”と呼ばれた。09年の1着ローズキングダム、2着ヴィクトワールピサもG1ホースに、12年1着エピファネイアも1年後の菊花賞を制した。今年の勝ち馬グレイルも出世が期待される。

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2017年10月22日のニュース