【午後の狙い馬・２２日東京１０Ｒ】重血統プロフェットが久々勝利

　スポニチではネット限定で日曜日に「午後の狙い馬」を掲載。現場取材班が午前中のレースを分析し、後半戦の狙い馬をピックアップします。

　台風の影響による降雨で土曜から引き続き不良馬場。特にインコースは水が浮いている状態で、午前中のレースは内を空けて通る馬が続出。直線は馬場中央〜外目に進路を取った馬がしぶとく脚を伸ばすシーンが目立っていた。土曜も東京で騎乗していた騎手は「昨日より、さらに悪化している。内は馬場がグチャグチャで向正面から内を空けて走らせている」とコメント。進路取りに加えて、道悪適性も大きく問われそうだ。経験のまだ浅い２歳戦とはいえ、２Ｒの勝ち馬カフジバンガードは前走重馬場で３着、３Ｒのヴォウジラールは前走やや重で３着と、そこそこの結果を残していた。

　断然人気プロディガルサンは全戦が良馬場と、道悪適性は未知。ならば、やや重の札幌２歳Ｓで２着の実績があるプロフェットを狙う。先週も重馬場の秋華賞を同じハービンジャー産駒のディアドラが制しており“血の勢い”も魅力。昨年の京成杯を制した重賞ウイナーがここで久々の勝利を挙げる。