【菊花賞】池江師 アイン信頼!近年の傾向なら長距離も大丈夫

[ 2017年10月20日 05:30 ]

追い切り後の会見で出場馬の状況を話す池江泰寿調教師
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 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、菊花賞に出走するアルアインを管理する池江師を直撃した。

 ――今週の菊花賞は3頭出し。まずは皐月賞馬アルアイン。前走(セントライト記念2着)はダービー以来の競馬でプラス10キロの526キロ。

 池江師 はい。成長分もありましたが、休み明けで多少余裕のある体だったのは事実です。走れる態勢ではあったけど、体のライン、気持ちの面ともにまだ上がる余地がある感じでした。

 ――4角では結果勝つことになるミッキースワローをうまく内に閉じ込めたように見えました。

 クリストフ(ルメール)は上手に乗ってくれたと思います。ただ、最後はやはり久々の分、伸び切れなかった感じでした。

 ――実際、ルメールは何と言っていましたか?

 「負けたけど、内容は悪くないし、この感じなら(菊花賞の)距離も大丈夫そう」と言ってくれました。

 ――ご自身は3000メートルに関し、どう思われていますか?

 母系は短い方が良い血統であることは正直、多少気になります。ただ、近年の菊花賞を見ていると、生粋のステイヤーでなくてもこなせる傾向にあるので大丈夫だろうと踏んでいます。

 ――そんなアルアインとセントライト記念で僅差(3着)だったのがサトノクロニクル。

 こちらも休み明けで余裕残しのためプラス12キロ(462キロ)だったけど、よく走ってくれました。

 ――ハーツクライ産駒でいかにも距離延長は良さそう。

 はい。この血統らしく使っての上積みが大きいし、距離が延びるのは好材料でしょう。

 ――サトノアーサーの前走(神戸新聞杯3着)は道中、口を割る場面もあり、折り合いが鍵?

 そうですね。折り合ってさえくれれば能力はあるのでチャンスはあると信じています!

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2017年10月20日のニュース