【浦和・埼玉新聞栄冠賞】カンムル重賞連勝!競り合い鼻差制す

[ 2017年10月19日 05:30 ]

埼玉新聞栄冠賞を鼻差で制したカンムル(右)
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 「第27回埼玉新聞栄冠賞」が18日、浦和で行われ、2番人気カンムルが重賞2連勝を決めた。1周目スタンド前でポジションを上げ、道中2番手。2周目3角から続いたG1馬ディアドムスとの競り合いを鼻差制した。「思いのほかスタートで進まなかったが、ポジションを取りに行って正解。しぶといのは分かっているしね。感謝です」と左海。9月に3歳S2で重賞初V。今回の相手は全て歴戦の古馬で同重量58キロ。厳しい条件を克服した。「大したもんだ。体は小さいが凄く身が入って、調教でも活力がみなぎっている」と小久保師。JBCクラシックには向かわず、次走は3歳地方交流・ダービーGP(11月19日、水沢)か、G2浦和記念(同23日)のどちらか。師は「馬の状態を見て。それに、まずはヒガシウィルウィン(JDD覇者)と対決したい」と目を輝かせた。

 ◆カンムル 父サマーバード 母ムレイニー(母の父スタードナスクラ) 牡3歳 浦和・小久保智厩舎 馬主・山口裕介氏 生産者・北海道日高町のシンボリ牧場 戦績16戦4勝(南関東10戦3勝) 総獲得賞金5935万円。

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2017年10月19日のニュース